メガネが耳に当たって痛い方必見!快適にするための対処法と選び方

メガネが耳に当たって痛い方必見!快適にするための対処法と選び方

視力が悪くて、普段からメガネをかけて生活している方は多いでしょう。しかし、長時間メガネを使用していると耳が痛くなり不快感を覚えることもあるかもしれません。

そこで、今回は長時間メガネをかけていて耳が痛くなる理由や対処法などについて解説します。痛みを軽減して快適にメガネを使用しましょう。

メガネで耳が痛くなる理由

メガネで耳が痛くなる理由

メガネにおけるフィッティングは、両耳と鼻のバランスが重要です。バランスが悪いと、耳が痛くなることがあります。では、具体的にどのような理由で耳が痛くなるのか見ていきましょう。

鼻パッドの位置が顔の骨格に適していない

メガネの鼻パッドは鼻の骨格にメガネをフィットさせて重さを分散させる役割を果たしています。鼻パッドがあることで、メガネが顔にフィットし、快適に使用できる仕組みです。

しかし、鼻パッドの配置が適切でないと、メガネが顔にうまくフィットしません。その影響で耳の付近に余計な圧力がかかってしまうことがあります。メガネの重心がズレたり耳に負担が集中したりして、痛いと感じることもあるでしょう。

テンプルの長さが耳の位置に適していない

テンプルというのは、メガネの耳にかける棒状の部分のことです。緩やかなカーブを描いた形状で、メガネを耳のところで固定して安定させる役割を果たしています。テンプルの長さや位置が耳に合っていれば、耳に大きな負担がかかることはありません。

しかし、テンプルの長さが耳に合っていないと、耳に余計な負担がかかります。テンプルが短すぎる場合には、カーブの部分が耳の前のほうに来てしまいます。テンプルの先端が耳に乗るため、耳に痛みを感じやすくなるのです。

逆にテンプルが長すぎる場合も良くありません。カーブが耳の後ろのほうで始まってしまいます。メガネが耳にうまく固定されず安定しません。耳に負担がかかりやすく痛みを感じるのです。メガネがずれてしまうこともあります。

テンプルの先端の角度が耳に合っていない

テンプルの先端の角度が原因で耳が痛くなるケースもあります。主に店頭でフィッティングを行っていない場合や使用中にフレームが歪んでしまった場合などに起こります。

テンプルの先端の角度が緩すぎる場合には、メガネが耳にしっかりと固定されません。痛みを感じることは少ないものの、ズレ落ちやすくなってしまいます。

逆にテンプルの先端の角度が鋭すぎると、メガネが強く固定されますが、同時に耳周辺を圧迫してしまいます。圧迫により痛みを感じる方も多いようです。

また、テンプルの先端が内側に入りすぎている場合にも、耳の後ろの先端が食い込み、痛みが生じることがあります。

耳への圧迫が少なく、メガネが安定してずり落ちない適切な曲げ位置に調整するのが理想です。

メガネで耳が痛いときの対処法

メガネで耳が痛いときの対処法

フィットしないメガネを長時間使用していると、耳や鼻に負担がかかり、痛みを引き起こすことがあります。では、メガネをかけていて耳に痛みを感じるときにはどうすれば良いのか見ていきましょう。

メガネ店でフィッティング調整

メガネ専門店にメガネを持ち込むと、テンプルの長さや角度などの微調整をしてもらえます。耳に適切に固定されるようにするだけでなく、フレームの歪みの矯正や鼻パッドの位置調整などにも対応しているところが多くあります。

正しいフィッティングで視界の歪みや疲れ目の軽減が期待できます。定期的にメガネ専門店でフィッティングの見直しをすれば、快適な使用につながるでしょう。

また、メガネを購入した店舗では、無料で対応してくれることが多くあります。購入した店舗以外だと、有料の場合もありますが、フィッティング調整自体には対応してもらえます。

メガネのヨネザワでは他の眼鏡店で購入されたメガネであっても無料でメンテナンスやフィッティングの対応をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

テンプルカバーやストッパーを付ける

細いテンプルのメガネや硬い素材が使用されている場合などには、痛みが出やすい傾向があります。そのようなテンプルのメガネを使用している場合には、シリコン製のテンプルカバーを装着してみましょう。クッション性が高まり、耳への当たりが柔らかく、痛みも軽減されます。

また、メガネがずれることが多いのであれば、テンプルに装着するストッパーを使用してみましょう。耳の形と相性の良いストッパーなら優しくフィットするため痛みが緩和されます。

ただし、フィッティングが適切に調整されていない場合には、ストッパーを使用しても改善するのは困難です。かえって痛みが悪化する可能性もあります。

鼻パッドを交換する

鼻パッドが劣化している場合には交換を検討してみましょう。劣化した鼻パッドはメガネのフィット感を悪化させ、耳や鼻にかかる負担も大きくなります。

新しい鼻パッドに交換すれば、メガネの位置が安定しやすく、フィット感も向上するでしょう。耳や鼻にかかる負担も軽減され快適にメガネを使用できます。

また、鼻パッドはメガネ専門店にメガネを持ち込むと交換してもらえます。ネット通販などで鼻パッドだけを購入して自分で交換することも可能です。ただ、人によっては難しい場合もあるため、専門店で交換してもらうのが無難でしょう。

買い替える

メガネ販売店でフィッティング調整をしてもらっても耳の痛みが改善しないこともあるでしょう。そのような場合には、そもそもメガネ自体が自分の顔の形や大きさに合っていないのかもしれません。そのため、メガネの買い替えを検討してみましょう。

買い替える際には自分の顔幅にあったサイズのフレームを選ぶことが大切です。鼻パッドの位置やテンプルの角度なども確認しておきましょう。

そして、メガネ店販売でスタッフに相談してフィッティングを行い、全体のバランスを調整してもらうことが重要です。

メガネの正しいかけ方・はずし方

メガネの正しいかけ方・はずし方

メガネをかけたりはずしたりする際には、基本的に両手を使うようにしましょう。どうしても片手しか使えない場合には、ブリッジを持って行います。では、メガネの正しいかけ方とはずし方について説明します。

正しいかけ方

まず、メガネの蝶番部分を親指・人差し指、中指を使って両手でしっかりと持ちます。それから、レンズを下のほうに向けて、テンプルの先端がこめかみに対して垂直になるように構えましょう。

テンプルの先端をこめかみに沿わせて、ゆっくりと静かに差し込みます。テンプルの先端が耳に触れたら、そのまま耳の形に沿うようにして滑らせて装着しましょう。

そして、レンズが正面を向くように、メガネを約45度上向きに回転させます。最後に鼻パッドにしっかりと乗っていることを確認して装着完了です。

正しい外し方

メガネを外すときにもかけるときと同じように蝶番部分を親指・人差し指・中指を使って両手でしっかりと持ちます。それから、鼻パッドを少し浮かせてテンプル先端が耳に沿うようにメガネをゆっくりと下向きに回転させながら、前方に引き抜きましょう。

そして、テンプルの先端が耳から自然に離れるように、メガネを約45度下向きに回転させながら丁寧に外します。

回転させずにそのまま引き抜こうとすると、テンプルの先端が耳に引っかかるため注意が必要です。テンプルが歪む原因になったり、耳をケガしてしまったりする可能性があります。

まとめ

メガネをかけていて耳が痛くなる場合、フィッティングやテンプルの角度などが合っていない可能性があります。メガネ販売店で調整を受けることで、痛むことなく快適にメガネを使用できます。テンプルカバーやストッパーを使うのも良いでしょう。

テンプルを調整しても改善しない場合や古いメガネの場合には、買い替えることも検討しましょう。

メガネのヨネザワには、眼鏡作製技能士が240名在籍しております。似合う眼鏡や最適なレンズ選び、フレームのご提案などを総合的にサポートしておりますので、ぜひご相談ください。

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