13 3つの信条

3つの信条

・人生において影響を受けた人を教えてください。
 母親。父は私が小学校2年の時、病死しました。当時母は39歳女手ひとつで子供4人を立派に育てました。母は働き者でした。朝食前の仕事として農作業をした後出勤し、夕方、仕事を終えて帰宅すると夜なべ仕事に着物の仕立てをしていました。

・今まで一番誇りを持っている経験を教えてください。
 メガネの外商経験。メガネ店が近所になくて困っているお客様を探して、車ででかけていって、お店で買うのと同じ満足を提供することは大変難しいことです。しかし私にとってお客様のありがたさを実感できた良い経験です。

・現在の目標を教えてください。
 超高齢社会で、働く意欲のある高齢者が生涯現役として働き続けられる職場環境、体制の確立。自分自身が生涯現役として働ける体力を維持するための自己管理。

3つの信条は何ですか?なぜその3つが大切なのですか?
*冬来たりなば春遠からじ
 苦しい時、辛い時、悲しい時、この言葉を噛み締め、“いつかはきっと春が来る、朝の来ない夜はない”と自分を励まし、めげずに明日に希望を持つようにしています。家庭にも職場にも、この言葉を額に入れて掲げ、仕事だけでなく、人生を送る、心の支えとしています。

*店はお客様のためにある
 商人としてお客様のご満足は最高の喜びです。ご満足料を商品代としてお金で戴く仕事をしながら、商品を介してお客様のお役に立つことを毎日探し求めるのが日常業務です。

*創業は易く 守成は難し
 現在創業35年にして、更に充実・成長・発展するため、後継を託す人達、子供達、社員のみんなに訴えかけています。“創業は易く守成は離し”自分のわがままで器以上の組織にしてしまった我社を守り、成長させることは大変なことです。後輩達、頑張って下さい。

プロフィール
1944年2月1日生まれ。鎮西高校を卒業後、大宝堂眼鏡舗に勤務させていただき、30歳で退社。独立、創業、現在に至っています。眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器を主に販売しています。他にグループ会社15社、医療法人、社会福祉法人、学校法人など運営しています。